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【仕組みや車種】集乳車の構造とは?

【集乳車の仕組みや構造は?】

 普段スーパーなどで販売されている牛乳の生産過程に、集乳車という車
が使われています。

 この集乳車とは、一体どのような役割や仕組みを持っているのか、
気になりませんか?

 そこで今回は、集乳車の仕組みや車種などについてまとめました。


そもそも集乳車とは?

集乳車ポンプ
【生乳の運搬を行う】
 集乳車とは酪農家で生産された生乳を、冷却施設のクーラーステー
ションや牛乳工場に運ぶ、特種用途自動車の事を指します。

 この集乳車で運ばれる牛乳は温度に弱く、一定温度に保つ必要があり、
複数の酪農家で生産された生乳が混ざって合乳になるため、品質管理と
衛生管理が重要になります。

 ちなみに、牛乳の温度はしぼりたてで35度であり、1時間内で10度
まで下げ、さらに2時間以内に4度まで下げる必要があります。

集乳車とは
  • 生乳を運搬する
  • 特種用途自動車
  • 品質管理と衛生管理が重要

 また、近年の酪農の大型化が進んでいるため、集乳車も共に大型化が
進んでいます。


集乳車の構造はどうなってるの?

タンク洗浄
【集乳車の仕組み】
 さて、集乳車は新鮮な生乳を工場などに運ぶことができますが、
どのような機能が備わっているのでしょうか?

 集乳車の構造は生乳を積む大型タンクと、酪農家のタンクに接続する
ホース、牛乳の吸引を行うポンプに分類され、ポンプは油圧または真空
式となっています。

 また、乳量の計測を行う流量計もあり、機械式と電磁式、質量式の3
タイプ分かれています。

集乳車の構造
  • 大型タンク
  • ホース
  • ポンプ
  • 流量計

 さらに、品質管理とサンプル摂取を行うための器具も備えおり、その
場で検査を行うことが可能です。

 また、タンクは低温を保つため、断熱材を使い2重構造に作られ、衛生
管理上ステンレス製となっています。

 このタンク内で接液する部分は衛生管理上研磨を行う必要があり、
毎日作業後はタンク内を専用装置か中に入って洗浄しなければ
いけません。

集乳車のタンク
  • 断熱材を使い2重構造
  • 衛生管理上ステンレス製
  • 接液部分は研磨が必要
  • 毎日タンク内の洗浄が必要

 このように、集乳車は牛乳を新鮮に保つために必要な管理機能を
備えて
います。


集乳車に架装される車種とは?

集乳車の先頭
【集乳車の架装】
 このように様々な設備が施された集乳車ですが、どのような車種が
架装されているのでしょうか?

 集乳車は前述の通り、近年の酪農と共に大型化が進んでおり、中型トラ
ックや大型トラックが架装されています。

集乳車に活用されている車種
中型トラック:
大型トラック:
三菱・ファイター、日野・レンジャー
いすゞ・ギガ、日野・プロフィア

 ちなみに、集乳車の注意点は、集乳部分のネジや接合部に緩みがない
か、ホース先端にカバーが付けられているか、冬季にメーターやポンプ
が凍結してないかなどが挙げられます。

集乳車の注意点
  • 集乳部分のネジや接合部の緩み
  • ホース先端のカバー取り付け
  • 冬季のメーターやポンプ凍結

 また、集乳車と近い構造を持つタンクローリーについては、以下の記事で
詳しく触れています。

○タンクローリーの構造
http://torack7.blog.fc2.com/blog-entry-70.html

 以上のような構造の説明などにより、集乳車についてより知識を深める
ことが出来るかも知れませんね。
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